ゆう

死霊のはらわたのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

死霊のはらわた(1981年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミ監督の原点ということで、鑑賞。

今年1月に「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を鑑賞するにあたり、過去作を全部おさらい。もちろんサム・ライミ版も観て、やっぱり「トビー版が大好き」と再認識したのと、「ドクター・ストレンジ」もサム・ライミが監督するとのことなので、原点を観ておかねば! と思い。

休暇で森にやってきた5人の男女は、ある廃屋の地下で“死者の書”を発見する。そしてテープレコーダーに録音されていた呪文によって、死霊が復活してしまう。死霊に憑依された者は仲間たちを襲撃する。アッシュは必死の抵抗を試みるが……。

81年公開ってだけで、勝手に「がっかり」なポイントを予測していた自分を恥じました。めちゃくちゃ怖いし、なんだこのリアルさ…と思ってしまう。白い目や、ケタケタ笑う甲高い声だけで、十分ゾッとする。おまけに、血しぶきも潤沢に使われていて、さらには攻撃される部位も絶妙。痛い、痛すぎる。
え、しかも81年だから、CGとかないでしょ? すごすぎる…。
いつのまにか、時間を忘れて思いっきり怖がってしまっていた。
ホラー映画って、その過程が怖いから結末や助かった方法を忘れがちになってしまうんですけど、本作は「死者の書」を燃やすという、原因の回収をして終わるので、そこもまたよかったです。

どうやら、何度も観てると笑いながら観られるようになるらしい。
え、全然無理だけど…なので、また夜にひとりで観てみます。
ゆう

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