せの

インビジブルのせののレビュー・感想・評価

インビジブル(2000年製作の映画)
3.5
軍の命令で、人間を透明にして元に戻す方法を研究するセバスチャン。結果を急かされたため、自分を実験台に透明化に成功。しかし元に戻す段階で不具合が生じ、原因解明までを透明人間として過ごすことになる。

人間が仮に透明化してしまったら、何をするか…という仮説を、倫理観とか抜きにして考えたらこうなるよなあと思いましたね。欲望丸出しの奇行に走るセバスチャンを見て、こいつが元々やべぇ奴なんじゃと思うのは、人から姿を見られる状態で世間体から自制心がきちんと働いているからです。そうじゃなく周りの誰ならも見えないのなら、ほとんどの人は自分の欲を満たしに動くのでは…恐ろしい

それにしてもCGを駆使した透明人間アクション?や、サーモカメラの映像でのゴアな表現が見事で、それを見るためにも価値のある作品!
透明の犬を透明人間が掴んで壁に叩きつけて殺すシーン、絶対他の映画では見られないでしょうね笑
乳を揉むシーンとかどうやってるんだろうか…

最後はモンスターパニックのような作風になり、派手な爆発と共に終幕!
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