唯

オースティン・パワーズの唯のレビュー・感想・評価

オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)
2.8
アメリカのコメディだと、ビジュアルいまいちな変人主人公が美女にモテる、という謎現象が起こるのが未だに納得いかない。
時代に追い付けない者は孤独に追いやられるというのは真理。

60年代は「フリーセックス・スウィング・パーティー」の時代だなんて、その自由さが羨まし過ぎる。
それに対して「今は自由と責任の時代だ。最高にイカすじゃないか!」というオースティンの言葉は響くね。
そのどちらも否定せずに両立させようという試みが素晴らしい。

オースティンの胸毛と歯並びを見るのがひたすら苦痛な時間だったが、男どもの100倍格好良いエリザベスハーレイの美しさのお陰で何とか最後まで観られた。
唯