1969年、ベトナム戦争937高地を攻略する過酷な作戦。隊のメンバーたちはベトナムで共に過ごすことで仲を深めていく。昨日まで隣にいた仲間が命を落としていく。
半分くらいはベトナムの川で水浴びしたり娼館に行ったりと和やかな雰囲気のベトナムでの生活が描かれます。最初は喧嘩が多かった兵士たちが少しずつ仲を深めるシーンは良かったです。
ただ多分前半の心が近付いていくシーンは最後の過酷な作戦への布石でしかなく、次々と仲間が死んでいく泥だらけの丘が描かれます。命を捨てろと言われているような作戦が描かれた映画でした。
過酷な作戦で死んでいく兵士にも名前も背景があるということを描きたかったのだと思います。歯磨き、娼館、ベトナム戦争がアメリカ国内でも批判されていること、撮影隊からインタビューへの怒りのシーンは初めて見たけどそうだろなと思って面白かったです。
