わたがしたんぷぷ

ハクソー・リッジのわたがしたんぷぷのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
3.7
デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は戦争帰還兵の父と敬虔なキリスト教信者の母に育てられる。第二次世界大戦直下、衛生兵として志願するが宗教上の理由で銃を持つことを拒否する。

最後に実話と知って驚きましたが、前半部分はどうしてそんなに戦争に行きたいのかが謎でした。若くて健康な男性なら戦争に行くことが名誉でもあったのかなという時代の雰囲気も感じました。

武器を持たずに戦場に行って多くの人を助けるというのはいつまでも語り継がれる良い話だと思いました。戦場シーンはかなり作り込まれていて負傷兵たちの傷も酷く、過酷な戦場の中で懸命に人を助けたのがわかります。

舞台が沖縄で相手が日本兵なので日本人としてはやっぱりそちち視点でも観てしまいますが、日本を変に描いているという嫌な感じもあんまりなかったです。アメリカ兵から見ると死に物狂いで走ってくる日本兵はこう見えていたんだろうなと思いました。白旗挙げる卑怯な手はやめて欲しいけど実際やってたらしいので日本の必死さも感じます。

戦争物の映画ではいい映画でした。象徴的で面白い人物のストーリーなので面白いです。傷とかは酷いけど子どもとかにも見せたい戦争映画。
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