Melko

ドラえもん のび太とアニマル惑星のMelkoのレビュー・感想・評価

3.1
「わっっゴリラーッ!」
「何ぬかす!自分だってゴリラのくせに」

「友達が助けを求めてんのに、知らん顔してられるか!」

迷って良いのさ、人間だもの
いつかは強くなる、人間だって
流れる涙は、人間だから

ズシンと重たい気分をドラで少しリフレッシュ
これで未見ののぶ代ドラえもんは1作目「のび太と恐竜」だけになったかな
あれは楽しみに取ってある

分かりやすいメッセージのようでいて、フワッとしてるかも
動物だけの楽園では、動物が知能を持って二足歩行&手指の発達もしてる必要があったのかが個人的に謎なので…

いつメンの個々のキャラ描写がちょい薄めだったのも勿体無い
その中でもちょっとだけフィーチャーされたジャイアン
さすが番長キャラ、強い物を嗅ぎつける野生の感が炸裂!

ウサギ、ゴリラ、キツネ
それぞれ持ち味活かして活躍してるのに、のび太のクマだけ何も良さを活かせない結果、運の悪さをバネにするまさかの見せ場が…

好奇心旺盛なのは良いのだが、これといってあまり活躍もしなければ余計なことをしてばかりのゲストキャラ チッポも影は薄め

「何をモタモタしてるんだろう…」
ってイライラするドラえもん、
知らない土地でニムゲの住処を見つけ、怪しまれずにロミちゃんを探し、連れ出して帰るっていうウルトラCのミッションをのび太にお願いしてるクセに、なかなか酷い笑

終盤で迎え撃つファイトはまぁまぁ良かった

思い返せば、そんなにシリアスな場面もないハズなのに、必要以上に不穏感を煽るようなBGMがちょっとだけ不快…
よく考えると、幼稚園児にはちょっと難しい内容なのかもしれない
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