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ツレがうつになりまして。のJINのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
3.2
自伝コミックエッセーが原作ということで、タッチは重くなく、ハートウォーミングな作りにはなってるものの、鬱病の辛さや大変さというのはよく出ていて、決して説得力を損なってはいない。
ラブストーリーだな、これは。
鬱病をきっかけに夫婦愛を再確認させてくれてるっていう。
骨董の花瓶を通して「割れなかったことに価値がある」と気付くシーンがとても印象深い。
鬱病を通して夫婦や自分のあり方と向き合える話なのも好感。
実際に鬱病で苦しんでる人達は現実でもネットでも身の回りにも少なくない話。
自殺した人や未遂の人もいる。
自分にしろ生活環境を考えればいつなったっておかしくはない。
少しでも認知してもらうためにも、こうゆう観やすい映画っていうのはニーズがあったかと思う。
勿論、十把一絡げにはできないけど。
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