群青

ドグマの群青のレビュー・感想・評価

ドグマ(1999年製作の映画)
3.1
このレビューでとやかくいうのは野暮です。創造の神にもセンスがあるように。カモノハシの例を考えましょう。それではお楽しみを。

ああ、ついでに。カモノハシを愛する人に謝ります。僕はカモノハシをリスペクトしてます。あんなバカな生き物を愚弄するつもりはありません。





※この作品の冒頭をパクりました笑 この作品はつまりそういうもんです笑


日本で聖おにいさんが流行ったように宗教は日本において受け入れ方はおおらかだ。
なのでこれも面白いと思うんじゃないんかな!キリスト教をネタにした作品。
レビュー数現在200!掘り出しもんだぜ!


内容は実在するという設定の天使や使徒たちが巻き起こすドタバタ騒ぎだ。

冒頭の字幕ですでに笑える。※の前のやつね。
そしてこの作品の方向性がよくわかる。
劇中でも天使たちが大真面目に、空を飛ぶのかよ!とか、ソドムとゴモラの時は大変だったんだぞ!とか、火とともに現れた我に向かって消火器をまくとはなんということだ!とか笑
空想上の存在を大真面目にやることによるギャップの笑いだ。

個人的には新しいキリストの像が凄く面白かった。思わずプロフ画像に笑
関西人でいう、それな!的なポーズに自分の持つ荘厳なキリストとイメージと違いすぎな像のポーズで大笑い。
この軽さおもしれー!

主人公は中絶専門の女医さん。この設定よ笑
神を信じていない彼女の前に天使が現れてある任務を任される。

神の声の代行として現れる最高の天使メタトロンはなんとアラン・リックマン!合わなさが楽しい!笑 天使なのでアソコがなかったり火を出しながら出てきたのに主人公に消火器かまされて咳き込んだり笑
しかもアドバイザーとして与えられた預言者2人はどんな時でもセックス優先のアホとそのダチで全く喋ろうとしない男の二人。この二人もキャラ濃すぎ笑

ついでに天国へ戻るために奔走する天使二人がマット・デイモンとベン・アフレック。プライベートでも親友の2人がキャッキャするのも見ていて楽しい。主人公じゃないのにパッケージのメインをはってます笑

そしてストーリーを進めるうちにダヴィンチコード並みのキリスト教にまつわる驚愕の事実が⁉︎という感じで引っ張ってアレだけど、すっごく軽くそしてパッと言われる。そういう所も含めて全体の雰囲気が非常に楽しい!

でも終わりに向かって、信じることとはなんなのかというメッセージもしっかりあるので大丈夫だ!(なにがだ)

自分は女神転生で知ったくらいの知識なのでキリスト教は全然知らないに等しい。一般教養でも十分に楽しめるので是非!オススメだ!
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