Aya

ドリームキャッチャーのAyaのレビュー・感想・評価

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)
3.3
SFじゃん!
モンスタースリラーじゃん!!
ミステリの棚に置くなよ!!

見てもいない状況を知ることができ、且つ未来までをも見通せる特殊能力(スーパー8)を持つカウンセラー、大学教授、レンタカー会社、そして呑んだくれの幼なじみ4人組。
合言葉はSSDD(日は違っても同じクソ)。

週末にみんなで集まる計画を立てたその矢先、大学教授が事故に遭う。
一命を取り留め、半年後4人で山荘へ遊びに行くが奇妙なことが続く・・・。

モーガン・フリーマンがものすごく言葉遣いが悪くて、当時はクリーンな俳優だったのに、今の彼にはピッタリなので、時を超えての皮肉なシンクロ具合が最高だと思いました。

所詮、人間なんて一本の管です。上から出ようが下から出ようがどっちにしろ、って感じをわざわざ下から出す方を選択してるのもお下品でいい感じだと思います。

モンスター造形はまぁ、そんななフレッシュではないけど、最近鴨川にも現れたある生き物にそっくりなので、なんかその辺にいても気付かなそう。
それに大きくエイリアン要素が足されております。

雪深い森を車が駆け抜け、ヘリでの空撮など画的な見ごたえはすごい。

スティーブン・キングは少年たちのこういうのほんと好きね。

男たちが集まって(しかもそこそこいい歳)はしゃいでるのってなんか、いいじゃないですか。
そして友情が物語を支え、悪との対峙を遮ったり、なんかいいじゃないですか?
そんな話。
Aya

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