ヒドい映画です。角川と横溝先生のお墨付きで、大林宣彦が撮った金田一のパロディ作品。Youtubeにて鑑賞。
金田一耕助シリーズ、もっと言えば、ミステリーそのものをメタ的にパロディ化するというテーマはいいものの、全体的に下らないギャグや思いつきのストーリーで2時間ちょっとがあまりにも苦痛。ギャグも当時のCMやTVの流行りネタが多く、いまのヒトにはほとんど理解不明だろう(とはいえ、自分はある種、懐かしさを感じたのも事実だが...)。
センチメンタル・シティ・ロマンスの主題歌・挿入歌と、和田誠のタイトルバックは都会的なセンスで洒落ており、出色の出来。それだけに惜しい。