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ソウ ザ・ファイナル 3Dのもじゃのレビュー・感想・評価

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)
4.0
「人生への新たなる視点」

7作目にして遂にファイナル。そして3D。
ジグソウ後継者ホフマンは捕まる?偽サバイバーはゲームを生き延びられる?

3Dだし、撮影機材が変わったのか映像が綺麗になったけれど、無理矢理の3D映像に笑ってしまう。
ジグソウはゲームを教育的な意図でやっていたものの、サバイバー達はトラウマを抱えてる。そりゃそうだ。ブームになって金儲けに走る者が出たりするのは社会世情をチクリとしているか。そして今回の参加者。嘘の責任は取らなければいけないね。
総じて今作は焦点絞れて見たいものを見せてくれて良かった。

ゲームの殺人器具は前よりいい感じ。大掛かりだし、痛いし、葛藤の時間がある。あっさりだと淡々としてしまうから。最後のオーブンはファラリスの雄牛っぽく古典的で最高だった。酷いけど。

作りはゲームと刑事パートの2本並行90分。回想ラインが無くなってゲーム比重高め。こちらの願いが通じたかな。冒頭から衆人環視の元のゲームは新鮮。導入が終わってきっちり30分からゲームスタート。時間配分はテンプレ通りといった感じでわかり易い。

ホフマンすげー頑張ったな、っていう作品
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