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処刑山 -デッド・スノウ-のarchのレビュー・感想・評価

処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)
4.3
序盤のB級丸出しの車内シーンで侮るなかれ…

不穏なナチスと財宝の忌話の残る雪山に学生達が訪れ、復活したナチスゾンビに襲われるという話。民間伝承のようになったナチスの設定がまず恐ろカッコイイし、何より軍服ゾンビを非常にカッコよく撮っているのが本作の魅力だろう。真っ白な雪山にナチスの軍服は本当に映えるんですよこれが。
グロ描写もたっぷりで冴え渡っているわけだが、何より血の表現がいい。
ぶちまけられる血が珠のように滴りスプラッター演出を際立たさせるが、何より学生達の反撃シーンでの顔にこびりついた血痕がもう完璧。
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