桃色

ラスト・ボーイスカウトの桃色のレビュー・感想・評価

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)
3.6
土砂降りの雨の中のアメフト試合。
どうやら裏で大金のかかった八百長試合?
何でもかんでもタッチダウンを取りにかなくちゃいけない!そこで…

この衝撃の始まりが「アンタッチャブルズ」や「ゴッドファーザー」のような骨太ギャング映画を期待させてくれる。
精神的なジワジワ型の映画と思っていたら、どうやらもっと「脳みそ筋肉型男子」の軽妙な悪の成敗劇だったわ。

あらすじは…今回はHariちゃん参加かな? そこで読んでいただくことにして。

そこそこの歳をとったブルース・ウィリス。
彼を「イケオジ」と呼んであげて欲しいけど…なんだかそこまでの認定はされていない感じ?
そもそも過去に大統領の命も救ったというシークレットサービスだった彼。
今は探偵に落ちぶれて、日々の鬱憤をお酒で紛らわし車の中で酔い潰れてる。

あげく妻には友人と浮気され…そんな浮気相手から請け負った500ドルの仕事。
危険な仕事をなぜ彼に依頼したのか?
「女房とできてた」
「俺が死ねば万歳だ」
そんなたった500ドルの仕事と650ドルの革のパンツを穿く男。この2人が組むバディーものでお話が進んで行きましたよ。

身の危険を感じてボディガードを依頼してきたのがハルベリー扮するショーガール。
ほんのちょっとでマシンガンに撃たれ退場となってしまったけど、相変わらず小さなボディながら素晴らしいナイスなスタイルで散っていきましたね。
まだそれほど有名になる前なのかな?
彼女が命懸けで守ったのが恋人のアメフト界復帰のためのゆすりネタ。
650ドルのパンツの男は、そう、この恋人だったわ…

ドカンと車の爆発から、最後悪玉が仕掛けられたと知らずに開けるアタッシュでの遠巻き眺めの爆破など、いつもの如く火薬はいっぱい!
アクションもお腹に1発食らう拳のパンチもしっかり重々しいい痛さ実感で大満足。

で、最後に奥さん…
いやぁ、悔い改めるのはいいとしても、やっぱり浮気するなら旦那さんにはぜったい見つからないように配慮するのがマナーかと。
旦那の留守中に自宅で夫婦のベットを使うなんて…それだけはなんだかすごく許せないのよ。
ああ、火薬も筋肉も関係ないところでもやもや…
まぁ、その代わりにちょっと生意気な娘がいい味でパパを助けてくれたのはとってもよかっだけどね。

そうそう、このブルースを眺めてたらなんとなく韓国俳優のチャン・グンソクくんを思い出しました。口元とっても似てるよね?

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「火薬と筋肉を愛する会」参加させていただきました。
お世話人のポテトちゃん、IDEAさん、ロケットさん。
毎回要素たっぷりの作品選びご苦労様です。
今回も楽しかったです。
桃色

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