だい

三人の狙撃者のだいのネタバレレビュー・内容・結末

三人の狙撃者(1954年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

「隠れた名作!」みたいな口コミを目にして期待して観た。

ど こ が 名 作 や ね ん ! !

登場人物全員行動が軽すぎるんじゃ!

保安官!他人様の家庭の教育方針に口出すな!
お前あの奥さんのこと好きなんやろ!
だったらその教育方針きちんと尊重せえ!
子供味方につけて母親孤立させて愛されると思うとんのか!

子供!あれくらいの年齢にしては頭悪すぎだろ!
あんな行動取ってたら普通殺されるわ!それくらい理解できるだろ!
だいたい、銃が欲しい理由や成りたい職業も二転三転して、
口から出任せの法螺吹きか!人格障害か!

暗殺者!あれほどの大仕事成功させようとするくらいなら、
とりあえず邪魔な奴全員始末しとけ!最低でも拘束しとけ!
あんな何しでかすかわからないガキ放置しとくわ、
自分たちより人数が多い人質を自由にさせとくわ、
優しいか!優しすぎんのか!
銃声が響くから始末できない?
お前途中で包丁ゲットしたやろ!!!

女!お前いつの間に保安官に心変わりしたんや!
事件中そんな素振り少しも見せなかったやろ!!
吊り橋効果が急加速すぎるわ!!
っていうかマジ子供をきちんとしつけろ!

大統領!田舎町に何の用があったんか知らんが、
簡単にスルーできるくらいなら最初からあんな大事にしてまで寄ろうとすな!!

などと、
ツッコミどころが多過ぎて、
観ててイライラしてくるやつ!!!

で、
TVの5000V放置した状態とか、
絶対これ最後に使うやつやん。
って秒で気付くやつやろ!!
もっと上手く隠せ!!!!!

時代が~、とか言い訳にならんぞ。
1954年なんてミステリ小説業界ではもう本格ミステリの時代すら終焉する時期だからな。
こんなん小説で出したらEQMM誌上でタコ殴りに遭うぞ!!


などと不満点は列挙しきれないくらいあるわけだけども、
いいところもあるんですよ。。。
例えばね、
この前「地上より永遠に」で初めて見たフランク・シナトラの演技。
ミュージシャン上がりにしては上手い。
というか、表情の作り方がしっかりしてるよね。
この映画シナトラのサイコパスみだけで支えられてるやつだな。。。
シナトラのトコに棒役者当ててたら本気で絶望しかない。


あ、そういえば一番最悪なのは邦題な。
本編の最初と最後にわざわざ「Suddenly」の話題を2回も出して、事件前後の変化をクローズアップするくらい「Suddenly」という単語をテーマにした作品なのに。
そのへんの演出全部無視して「三人の狙撃者」はないやろーーーーー!!!!!!!
そもそも狙撃者は一人やん。。。
だい

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