名作中の名作。
ベトナム戦争に赴いて心に傷を負った3人の若者の生と死を描いたM・チミノ渾身の一作。彼らの故郷であるペンシルヴァニアの田舎町を描いた淡々としたタッチが、一転、戦場では苛酷なまでの描写に切り替わり、よりいっそう戦争の悲惨さを訴えかける。中でも“ロシアン・ルーレット”の迫真性はただ事ではなく、それが再び繰り返されるクライマックスにはどうしようもないやりきれなさが漂う。
ベトナム戦争の映画ということで、派手な戦闘シーンとかを想像してたけど全く違う。
そういった戦争のシーンはほとんどなくて、3時間あるうちの1時間を戦争行く前に費やす事によって、戦争後の彼らの心の傷をわかりやすくしている。
クリストファーウォーケンの戦争前と後で全く違う表情になっていたのが本当にすごい。
戦争の影響というものを感じられる映画