あーさん

魔女の宅急便のあーさんのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
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ジブリ作品の中で一番好き!

1989年の作品で何度も観ているけれど、観たのは本当に久しぶり♪

体調を崩している時に、"元気が出る作品を教えて下さい!"と書いたら、有難いことにフォロワーさん達が色んな作品を紹介して下さった。

その中のひとつ。

(大昔)就活が上手くいかなかった時に、"落ち込んだりしたけれど、私は元気です"のフレーズが心に響いた。
全然元気じゃないんだけど、キキの奮闘する姿を見ていると、私も頑張らなきゃ!って思えた。
結局何がやりたいかわからないまま年月が過ぎて行って、"お母さん"だけは頑張った。
気づけば、巣立たせる世代。
確実に、お母さん目線になっていた。

細かい所を結構忘れていて、旅立ちの時のお父さんとお母さんとのやりとりや、オソノさんファミリーとの出会い、ウルスラに悩みを打ち明ける所、トンボと仲良くなっていく様子は、原作を読み始めたのもあって、改めてじわーっときた。
キキにとって大切な人が少しずつ増えていくシーンの積み重ねがとても丁寧で、キキと一緒になって悩んだり困ったり喜んだり。
思った以上にピンチもあって、曇り顔のキキもたくさんいて。
だからリアルでもあったし、でも魔女のお話なのでワクワクもさせられた。

"やさしさに包まれたなら"は、大好きな曲で、この曲が流れるとキキを自然と思い出す。
空を飛んでいるキキ、トンボの自転車の後ろに乗っているキキ。
キリッとした眼差しが、ナウシカやその他ジブリのヒロイン達を思わせる。

風を感じる映画だった。

もういい加減いい歳になっていたというのに、キキの真似をしてスウェット生地の紺色のワンピースに赤いバンダナをしていた(家の中で)痛い私を思い出した。
魔女にでもなれると思っていたのだろうか笑
サントラを買って、スコアも買って、家でピアノをよく弾いていたな。

とても爽やかな風を感じて、私の気分も上昇気流に乗って♪
新しい年を清々しい気持ちで迎えられそう!

むぅさん、紹介して下さってありがとうございました🥰
思いきって購入したBlu-rayは、この先落ち込んだ時に、何度も見返すことになりそうです!


**原作には続きがあって、キキが結婚してお母さんになる所まで描かれているので、その先も読んでみたいな。
購入しようか、検討中 ♪
あーさん

あーさん