しゅん

私の20世紀のしゅんのレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
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『心と体と』の精緻さにやられた身としては、この映画の軽薄な狂騒にちょっと肩透かしを喰らった感。ショットもあまり印象を残さないし。共通してたのは女性に対するユーモアだったな。

クストリッツァのごとく私的来歴と世界史がひとつなぎで語られ、星とチンパンジーが喋り出し、歴史上の人物が幾多登場し、双子はやがて『上海から来た女』を生きることになる。

精神分析を利用した詐欺の話が好き。
しゅん

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