スワヒリ亭こゆう

アルマゲドンのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
1.5
20年ぶりくらいに『アルマゲドン』を観ました。
まだ僕が高校生の時に大ヒットした映画ですね。
ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リブ・タイラーがメインキャストなんです。
で、彼ら三人は正直、この映画では良くないですね。
単純にドラマチックな演技が出来ないのかな?って思ってしまいました。
脇役が凄すぎるのもそう思わせる要因です。
スティーヴ・ブシェミ、ビリー・ボブ・ソーントン、マイケル・クラーク・ダンカンなどキャストは渋いですね。
今回、初めて気づきましたがオーウェン・ウィルソン出てるじゃん⁉︎って思いました。
ウィリアム・フィクナーも出てますもんね。


この映画はキャストは良いけど内容がやっぱり良くない。
この時期のアメリカが勝手に世界の危機を描いて、アメリカのヒーロー役者が世界を救うというのに嫌悪感を抱いてしまい『アルマゲドン』を再び観ようと思えなかったんです。
この映画の制作陣とベン・アフレックが『パール・ハーバー』を作ったのも嫌悪感を抱く大きな要因です。
この時期の印象でベン・アフレックが嫌いになったんですよね。


ストーリーも宇宙行くまで、結構退屈で石油採掘職人たちの荒くれ者さを描くんですが面白くないんですよね。
宇宙に行ってからもそんなミスある?って事が起こったりと無茶苦茶なストーリーですね。


基本、この映画はラストのブルース・ウィリスを見せる映画だとしか思えません。


高校生の時に感じたイマイチという評価を20年以上経った今も同じ気持ちになったのは嬉しいです。
高校生の自分に見る目がちゃんとあった事が分かりました。
もう観なくて良い映画に決まりました。