たにたに

アルマゲドンのたにたにのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
4.3
【くじで決めよう】2022年99本目

テキサス州サイズの隕石から地球を救う英雄は、石油採掘のプロたち。

その序章としてニューヨーク、パリ、南アジアにと車サイズの隕石がいくつも衝突し、何十万人もの被害が出る。
爆破爆破の大迫力映像。
車がひっくり返り、クライスラービルはポッキリと折れて降ってくる。

災害現場とNASAの会議室の温度差が気になるところではございますが、今作は一般市民の危機を個々リアルに描くのではなく、アルマゲドンという終末を迎える人類と、未知の隕石との戦いにフォーカスを当てることでSFアクションとしての超大作映画に仕上げている。
さらに、
NASA管制室内での意見の攻防戦と、
カウントダウンギリギリを攻めたハラハラとした展開に、人間味を帯びた究極のエンタメ性を感じた。次から次へと問題が起きるので、疲れてしまいますが。。

また、
CGの素晴らしさと隕石の壮大なセットの作り込みにテンションが上がったし、
ブルースウィリス演じるハリーが、娘に最後のメッセージを送るというベタ展開に見事に涙腺をノックアウトされました。

最後に一人残るという展開が憎いですねぇ。娘の約束を果たすっても、そんな覚悟決めらんないよ普通。


出演陣も豪華でしたが、
オーウェンウィルソンの無駄遣い感が凄かったですね。カウボーイハット似合うなぁ。

好きなシーンは、男たちが隕石爆破任務を受けるにあたっての条件を提示する場面。
駐車違反帳消しとかホワイトハウスに滞在とか、かわいすぎか!
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