3部作の中では1番好き。
2の見どころはピピン＆メリーの脱出とローハンvsサルマン。
オークに捕まっていたピピンとメリーは何とか脱出し森に逃げ込む。そして森を味方につけてサルマンの塔を襲撃。
初め、木々は「人間の世界がどうなろうと関係ない」と戦争に参加することを拒んだ。しかし、ピピンがサルマンの手により荒れた森を見せる。人間と同じ世界に住んでいるのだから関係ないわけがないのだ。そしてサルマンの軍が作っていた武器などを破壊し、とどめとして水を流す。この場面はとても爽快だった。
ローハンの戦いでは民兵が動員されるため、主役達と同じぐらい多くの民衆が映される。
農民達が洞窟に入っていくところ、老人や子どもが武器を渡されるところ。戦争に対する不安がとてもリアルに表現されていた。出演者1人1人に対して丁寧だな〜と思う。
ファンタジーと侮れない、考えさせられる映画だった。
