kazu1961

水爆と深海の怪物のkazu1961のレビュー・感想・評価

水爆と深海の怪物(1955年製作の映画)
3.5
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-399 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ヌールヌール、カクカクと動くタコがなんとも味わい深くて良いですね!!この歳になってハリーハウゼンの特撮を観ると、当時のその技術の凄さを再確認すると共にノスタルジーが襲ってきます(笑)!!タコ一匹でここまで、怪獣特撮映画に仕上げるのはさすがハリーハウゼンです。

🖋海底に潜んでいた巨大タコが水爆実験の影響でエサが取れなくなったために、地上近くへ這い上がってきて人類を襲うという物語。ゴールデンゲートブリッジを襲う名シーンから、触手を使って橋を潰してしまうその描写はやはり素晴らしいですね!!そして物語も正体と居所がわかるまでの演出はなかなか不気味感を煽っていて良い!!

🖋低予算のため、モノクロでの公開になったり(後にカラーライズされたソフトが公開)、タコのモデルは、時間と製作費を節約するため足が6本しかなかったりするんですね(笑)。日本で公開されたのは41分の短縮版だったそうです。

🖋本作、人形アニメーションの神様ハリーハウゼンが『原子怪獣現わる』(53)の後に手掛けた作品で、長きに渡るパートナーとなったC・H・シニアとの初仕事でもある作品です!!

👍Story:(参考: Wikipedia )
アメリカの水爆実験が南太平洋の生態系を破壊したため、ミンダナオ海溝に棲む巨大なタコが餌を求めて這い出し、アメリカの原子力潜水艦の襲撃を皮切りに、船舶を襲い始める。大ダコはアメリカ海軍による爆雷攻撃を突破してアメリカ本土のサンフランシスコ沖に現れ、ゴールデン・ゲート・ブリッジを破壊して上陸。陸海から迎撃する米軍と戦う。

🔸Database🔸
・邦題 :『水爆と深海の怪物』
・原題 :『It Came from Beneath the Sea』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1955
・日本公開 : 1958/12/25
・上映時間 : 80分
・受賞 : ※※※
・監督 : ロバート・ゴードン
・脚本 : ジョージ・ワーシング・イエーツ、ハル・スミス
・原作 : ※※※
・撮影 : ヘンリー・フリューリッヒ 
・音楽 : ミッシャ・バカライニコフ
・出演 : ケネス・トビー、フェイス・ドマーグ、イアン・キース、ドナルド・カーティス

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
サンフランシスコに出現した深海の大だこの恐怖を描くSFパニック映画。レイ・ハリーハウゼンが初めてC・H・シュニアに協力した作品。短縮版。オリジナルは80分。監督はロバート・ゴードン、製作はチャールズ・H・シュニア、原作はジョージ・ウォーシング・イエーツ、撮影はヘンリー・フロイリッヒ、レイ・ハリーハウゼン、ジャック・エリクソンが担当。出演はケネス・トビー、フェイス・ドマーク、ドナルド・カーティス、アイアン・キースほか。
kazu1961

kazu1961