ラザロ -LAZARUS-の作品情報・感想・評価

『ラザロ -LAZARUS-』に投稿された感想・評価

3本からなる連作をまとめてラザロと名付けている。
三本目の「朝日のあたる家」が大傑作。内容は地方都市を舞台にしたフィルムノワール。主人公の実家が商店街の一角にある洋服店になってる。この商店街がヤバい…

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このレビューはネタバレを含みます
まゆみはただの男嫌いでもなければただの金持ち嫌いでもない。彼女の存在は植民地主義/資本主義社会を撹乱するガイネーシスの噴出であって、この映画には現代の四谷怪談じみた表情がある。
3部のうちどれが好きかと聞かれればあえていえば第1部が好き。3部のラストも良かった。
ako
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このレビューはネタバレを含みます
女が怖くて、一緒に贋札つくってたガリガリの女がまた怖い。世間への復讐のつもりなのだろうけれど、よくよく考えるとお金を持つ者への復讐になってない気がするのが切ない。
めい
3.5
このレビューはネタバレを含みます

金持ちが殺したいほど憎いという感情をいかに内面化するかの過程。
商店街を奪われて挙句痴情の縺れに殺された恨みがっていうのはわかるんだけど、もう一つ遠い気がした。何が足りなかったかというと具体は浮かば…

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