路地へ 中上健次の残したフィルムの作品情報・感想・評価

路地へ 中上健次の残したフィルム2000年製作の映画)

製作国:

上映時間:64分

3.6

『路地へ 中上健次の残したフィルム』に投稿された感想・評価

青山真司と井上紀州両監督が1992年に46歳で亡くなった小説家・中上健次を追悼したロードムービー。撮影・田村正毅。音楽・坂本龍一、大友良英。

紀州生まれの井上紀州が同郷の作家・中上健次の綴った”路…

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路地はどこにでもある。俺はどこにもいない。

路地の過去と現在の往還、融解
枯木灘、海のラスト

中上健次が残した言葉「路地」。この言葉で一本の映画ができてしまう力がある。紀州に導かれる中年の男の不思議な旅。何か肉を感じさせる和歌山弁に乗せた中上健次の残した文章が、映像と詩のあわいに溶けてゆく。…

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綺麗だった。
紀州はとても美しくていいとこなんだなぁと思った。それって中上健次の世界観なのか?とも思ってしまったけど。
撮影が田村正毅でロケ地も火まつりに近い場所とか出てくるのにどうしてこんなに違い…

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しう

しうの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

移動することによる位相の変化と言葉、映像による、失われた小さな世界の反魂行為。
それはあらゆる失われる町、そこにあった物語、そこにしかあり得なかった交流、人の関わり、思い出、をわたし達にいっとき手繰…

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「枯木灘」を読んでいるシーンは分かったけれど、他はようわからんかった。中上健次を真剣に読んでこなかった己の無教養と知性のなさを恥じるばかり。
車を前から捉えるショット、車と電車が並走するショットはと…

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ニシ

ニシの感想・評価

4.1

田舎の小学校から海、また地方都市の街並みから山へとカメラを振っていくという極めて単純で且つ大胆な旅への誘惑、もしくは批評的な何かに惚れた。真似て自分もこの夏、島崎藤村の小説持って岐阜の中山道行こうか…

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auchan

auchanの感想・評価

3.0
ほぼ何も覚えていない。何が写っているのか、ありきたりな景色は何も映ってないように見えた。だが記憶に残っている。その確かさはある。
佑

佑の感想・評価

4.2
忽ちファンを名乗る誰かが、2万するこのDVDを私に譲ってくれますように。

墓参りをする井土紀州の砂利を踏む音が心地よかった。那智黒の七里御浜か、三輪崎あたりの海だろうか、映画的に切り抜かれた海を背景に『地の果て 至上の時』を朗読するところで涙がにじんだ。
中上健次の評伝を…

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