野良犬の作品情報・感想・評価

野良犬1973年製作の映画)

製作国:

上映時間:104分

ジャンル:

3.4

「野良犬」に投稿された感想・評価

tk33220

tk33220の感想・評価

3.5
ひたすら犯人を追いかける運動で構成されてるのは良いけど、渡哲也の立ち振る舞いがちと鈍重な気がしないでもない。
渡哲也(とにかく濃い)と芦田伸介のバディものということでよいか。黒澤明のリメイク。事件解決のしるしはおみやげのケーキ。

暑苦しく黒光りしててこっちまで喉がかわいた。1972年の「沖縄は日本です」。新宿の景色がたくさん見られる(ところどころゲリラ撮影か?というシーンも)。
落伍者

落伍者の感想・評価

3.0
沖縄から集団就職した若者に対する偏見と無理解が凄いが、警察が完全に「日本語を話す外人」と見做しているの、自分の知らない歴史の一部を見ているようで無駄に興奮する。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5
オリジナルを観ていないアマちゃんなので何も言えないのだが、1972年に「沖縄は日本である」を堂々と宣言している時点で素晴らしいのではないかと思う。新宿の街中での追走劇なんて半分くらいゲリラ?にしても渡哲也のギラついた目つきと逆に泥棒に見える丸々と茂った髭、あまりのオーラ(臭そう)に絶対尾行向きじゃないだろと思ったら案の定「もうちょっと上手くなれ」って言われててウケた。恩人が凶弾に倒れ「どうぞ」と諭されても豪雨の中まんじりともしない渡の覇気が凄い。眼帯の魔子ちゃんの「あたくし」がなんか好き。
元祖黒澤版より約20分短いリメイク。暗くて早くて、初っ端からとにかく異様…ひたすらに贅肉ナシな再創造…犯人造形を複数人に変更し、全編を執拗な"追跡劇"のみで成り立たせてしまう。群衆街中での二回の銃撃の緊迫…素晴らしい。知名度以外の全てにおいて原典に勝る。傑作。

関連資料:「森崎東監督が語る『野良犬』リメイクを作りたくなかった理由」(https://star-director.info/category9/entry196.html)

2020/07/21
一

一の感想・評価

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刑事・渡哲也、ギラギラしすぎ!"アンチ中央"を自称する森崎東は、本土への復讐を為そうとする沖縄の青年たちに思い切り肩入れしている。一番感情が高まるのは、取調室の扉越しに二人の青年が沖縄民謡を歌い喚いてエールを交換するシーンだ。犯行動機のひとつでもある被差別というのは劇中でも示されるし語られるが、彼らのあまりに強固な結び付きがその理解を拒んでいるようだ。渡は彼らを理解できないまま、ただ追いかける。そこがイイんだな。渡と芦田伸介のバディものとしてもイイ。眼帯姿の緑魔子もイイ(チョイ役だけど)。
そこまでつまらないわけではないが、森崎映画にしてはハズレの部類。

森崎東の関心は明らかに犯人グループに置かれていて、グループの娘が仲間を逃がすために渡哲也に体を売ろうとするシーンなんかは、そのまま喜劇シリーズに出てきそうな展開だ。
『野良犬』ではさすがに喜劇調にできないのか、不幸を不幸のまま受け止めているので、重苦しさだけが残る。
あんま覚えてないけどひたすら追いかけっこの映画だった記憶がある。
意外と夜のシーンが多くてよかった記憶がある。
アノ

アノの感想・評価

3.0
最後渡哲也が拳銃投げ捨ててたら最悪な映画だったんだけど、
そういうことはしないので森崎は偉いなあと思いました。