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イップ・マン 葉問のSHiNのレビュー・感想・評価

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
4.0
もうこれ観てたら詠春拳習いたくなる。イップ師匠、弟子にしてください!( ノ;_ _)ノ


今回も最高だ。正直イギリス人の嫌なヤツ具合よりも、序盤のイップ師匠の弟子ら若造たちに苛立った。師匠にマジ迷惑かけんなよこのバカヤローっ!!
まったく、最近の若いヤツはこれだから…
と冷ややかな視線を送らずにはいられなかった。それでも怒らないイップ師匠。
あなたは仏ですか?
いいえ。MASTER。達人です。
人としての達人です。



今回はサモハンキンポーの動けるデブ世界代表としての誇りが今回際立つ。イップ師匠と彼との心の通う過程がセリフなしで伝わってくるのは素晴らしい。無言の信頼。直接言わずとも目で互いを認め合う二人。素敵すぎる。
拳で通じ合うというよりも人格で認めさせた所にまたイップ師匠の偉大さを感じる。


今回もクンフーバトルは色々なシチュエーションで毎回密度の濃い内容を御披露目してくれている。テーブル上でのマスター同士の対決。師匠vs雑魚十数人。そしてリングでの異種格闘技。
最後のイギリス人との闘いでは、はじめの一歩での鴨川会長の若かりし頃の米兵と闘拳対決や、鷹村vsブライアン・ホークを彷彿とさせ、否が応でもこちらの熱を上げにかかってくる。
フラストレーションを普段穏やかなイップ師匠が解き放たれることでこちらのストレスも発散させる。


いよいよ未来の最強の弟子となるアイツも登場し、パート3へと継承される。
イップ師匠、どこまでもついて行きます。




ちなみに…
五郎丸(ルイス・ファン)が再登場した時は正直サモハン登場時よりテンション上がった(笑)
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