「思い出しちゃうわあの頃を」
あーなんか恋を楽しんでいた20代の頃を思い出すなぁ。
あの、出会いがあって、好きになって、アプローチして、デートして、そして告白して、フラれたり、両思いだったり、あのなんとも言えないドキドキ、トキメキ、新鮮な空気感、良いねー！！
なにしても楽しいんだよねーあの時期って。
そんな恋人までの距離を描いた作品。
イーサン・ホーク若いです。
ジュリー・デルピーは薄顔ながら綺麗でとても芯を持ったフランス人女性を演じてます。
劇中とにかく二人の会話、会話＆会話で展開されていて、出会ったのが多分朝ごろ？なのか、そこから日中、夕方、夜、夜中、朝、と時間の流れとともに二人の距離もちょっとずつちょっとずつ縮んでいるような感じがとても良かった。
長回しもところどころあって、その間もずーっと喋り倒してるわけで、それが演技の域をこえて本当に二人が自然に会話しているように見えるのは一流の俳優の力のなせる技。
綺麗なヨーロッパの風景と、ゆるーく流れる二人の時間を、お酒を呑みながら一緒に過ごすにはとても良い映画。
部屋を暗くして観たので、より良い感じで二人のいる世界に入り込めた気がした。
