ドルフィンキック

傘のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

(2008年製作の映画)
3.0
中古DVDを購入して、見ました。

全編埼玉オールロケのノスタルジック・ラブストーリー。

この手の知名度の低い作品を探して、隠れた名作を発掘するのが、大好きなので、とても期待して、見たのですが、「それほどでも~。」の作品でした。

ブラザートムさんと渡辺いっけいさん以外は有名な俳優さんは出ていませんし、あっと驚くような大きな見せ場はありませんでしたが、ほのぼのとした青春映画で、まあまあ普通には、楽しめました♪

主演の二人の演技は瑞々しくて、良かったと思います。ヒロインの寉岡瑞希さんの笑顔が最高でした!!!!!

ですが、脇役、特に、主役の佐藤勇真さんの友達役を演じた森谷勇太さんの演技が、演出なのかもしれませんが、オーバー過ぎて、まるで、コントを見ているようで、せっかくの作品の爽やかな雰囲気を台無しにしてしまっているようで、残念でした。
正直、森谷勇太さんの恋のエピソードは要らないと思いました(笑)。

あと、後半からの展開は、ありがちでした。
またこのパターンかよ~って感じ・・・。
もう少し、別のパターンで感動させてほしかったですね。

それと、作品のタイトル(題名)になっている傘は、あまり、作品の中では、重要なアイテムでがありませんでした。
この辺は、もう少し、工夫が欲しかった気がしますね。

「あ~こうなったのか!」って感じの意味合いを持たせたラストシーンは、グッと来ました♪
このラストシーンを見て、副題の意味が分かりました。

主題歌のびぃだまの「ここにおいで」も、癒し系ソングで、作品のほのぼのとした雰囲気に、ピッタリと、マッチしていて、良かったと思います♪