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東京の休日のmingoのレビュー・感想・評価

東京の休日(1958年製作の映画)
3.7
山口淑子の芸能生活20周年記念映画であり女優引退記念映画だが50年代に制作された邦画で一番と言っても良いくらいのスター総出で凄い。映画自体はそこまでだがこりゃ観てよかったと満足感が凄い、冒頭のマダム蝶子(久慈あさみ)とメリー川口(山口淑子)の「男なんて居ないわよ」のくだりは心配になったけど…
ラストの金語楼の次に出てきた〇〇がアーカイブ地下は一番の大盛り上がり、本物のジローちゃんはあなたでしたか。
序盤の有島一郎と三木のり平の撮影コンビもインパクトあったけども。新珠三千代とかダンサーに溶け込みすぎだしファッションモデル団令子の青と黒のドレス素敵すぎるし雪村いづみの美しい御御足はご健在だし香川京子と淡路恵子はバスガイドだし安西郷子のドレス姿は眩しさ放ちすぎ、「ホープさん」の列車の中での志村喬→小林桂樹へ同じギャグが繰り返される演出が本作でも司葉子→宝田明へ「あらごめんあそばせ本当のことを言ってしまったわ」が八千草薫→小林桂樹、上原謙へと展開されるギャグの天丼がヤマカジの手腕なのだろうか。
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