豪華キャストのお陰で形にはなってますが全く見るところの無い「霊視」ホラーミステリー。むしろ出演者自体がヒントになってしまっており、どうなるかがビックリするほど読める。特に吹替だと事件すら起きてない内から「あ…コイツだ」と分かる驚きの親切設計。8割方を答え合わせ感覚で追う事になります
殺人事件解決の鍵は「霊能力者の主人公」の夢とか霊視による断片的なイメージ映像なわけですけど…こんなもんいくらでも好き勝手に挿入できるじゃないですかー。でも別に上手いわけじゃないし推理もクソも無い。ミスリードとか見え透いた感情誘導にも話を書いた人の安易さが出ちゃってます。早く終わらないかなぁってクネクネしながら観てましたがひとつも覆されず終了
無限にネタは出来るでしょうし、1時間ドラマで軽くやっていくには良いかも…って思い出したのが「ミディアム」という洋ドラ。そういえばこの映画とソックリですね
2000年制作にしたって演出が古臭い。人間も髪型も演技も古いし誰だと思ったらサムライミだった。オーバーなクロースアップとか霧の中のライティングとか、おじいちゃんなんだなって変な哀しさがありました。話にそれほど大きな破綻は無く、卒なくまとまってるのがまた面白くない…
DV夫が奥さんを引きずっていくシーンでペンキ缶がひっくり返り、追いかけたケイトブランシェットが見事に滑って盛大な正面パンモロをするんですがあれも脚本の内だったんだろうか🤔なんとなくアクシデントの様な気がする。白い服にがっつりペンキ付いちゃったし撮り直しも大変だしもうこれでいいや！みたいな…
あと霊視に使用するアイテム、あれってESPカードですよね。神経衰弱で何が視えると言うつもりなのやら🃏
