ヨーこれ映画なのか?道徳の教科書かと思ったぜイェー。
みどころ:
マイノリティってな~んだ?
マイノリティでも悪は悪だよ
ディベート形式のお説教動画
同じことをたらたらしつこい
フィクションにする意味不明
あらすじ:
首都で行われるファラカーンの黒人大行進デモにむけ、カリフォルニアを出立したチャーターバス。大義を胸に乗り込んだ客達は、道中士気を高め合うが、“兄弟”だからと言って決して一枚岩ではなかった……。
何だこりゃ、なんでフィクションにしたんだ?切り抜いただけの会話劇、これ見よがしなお説教、再現VTRレベルの決闘…劇として超退屈でしたわ(親子の対話だけよかった)。
主題は、弱者の定義です。社会的弱者ってだけでサポートやケアをねだるなよ、不足や不満を誰かのせいにすんなよ、差別は撤廃してもらうんじゃなくて自分で克服しろよ、何かを変えたいなら自分が変われよ、イイ人になって嫌われないようにしようよ、です。間違いないですね。
いやぁでもね、イイ人ってのは謝罪と感謝を絶対忘れないから寛容なんですよ。白人だ金持ちだというだけで隣人を締め出しておいて、「多くは望みませんから食いぶちをお願いします」なんて、どういう気持ちで言わせてんだかなぁ。毅然と高慢が違うように、謙虚は弱腰とは違うんですから、この態度じゃ白人や金持ちの賛同が得られんのも当然ですわな。ディスってませんよメーン。