このレビューはネタバレを含みます
相変わらず制作費が少ないようで、安っぽいセットに安っぽいVFXがまるでテレビ映画のようで哀しい。
原題ではタイトルにもなっているのに強化服“マローダー”がやけにチープなんだよなあ。
ストーリーは1作目のノリを取り戻そうと頑張っているのは分かるけど、頑張れば頑張るほど捻りのない出来の悪さを露呈していくようで、なんとも。
「宗教」というテーマを無理から組み込んだ感じもあるし、変に深みを出そうとして空回りしているだけって感じか。
ただそういう安っぽい部分を隠そうともしない展開の開き直りっぷりは、潔いとは思える。
“歌う司令官”という設定も面白いとは思った。
個人的にはそういうB級なノリの展開をツッコミながら観れたので、これはこれで失笑しながらも楽しめたんだけど、最初からB級映画を観るつもりで観始めないと呆然としてしまうだけの作品かもしれないねw