LalaーMukuーMerry

招かれざる客のLalaーMukuーMerryのレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
4.1
人種差別というアメリカの中の特殊問題としてとらえるよりも、娘が突然結婚相手を連れてきて、それがとんでもない想定外の人(例えばほとんど知らない国の外人)だった場合に、親としてどう対応しますか? というように問題を置き換えて、この映画をみている自分がいた。

このお父さん、信条と感情の乖離に悩みますが、何が一番大切かを考えて最終判断を下しました。最後のスピーチはとてもよかった。

私もこんな風に振る舞えるようにならないとね。

(作品的にはこれで十分だけど、もう一方の父親の気持ちもあるよね。彼にもスピーチさせてあげないと・・・)