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幸福の限界のmingoのレビュー・感想・評価

幸福の限界(1948年製作の映画)
3.8
原節子「わたしをキズモノにしてぇ」やはり私の中で原節子は綺麗って言うよりコメディ色強め。腹抱えて笑う。脚本、新藤兼人。価値観が激変する時代の女たちを描いた本作だが、オンナってつくづく理論より感情だなって思わざるを得ない作品だった(褒めてる)。「青空娘」しかり時代とともに変化していく貞操観念や結婚観をテンポよく見せられるだけで幸福の極み。おもろい。個人的に「脱獄囚」のイメージが強い藤田進だったが、原稿執筆中の良い背中は原節子が惚れるのもわかるなぁ。
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