ぬーたん

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!のぬーたんのレビュー・感想・評価

3.7
志村けんもコロナに!回復を願う。トム・ハンクスが回復したことは嬉しい、そして彼の言葉が身に沁みる。うちは家族が元気で暮らせてるから有難いと思わねば…。とは言いつつ、春の旅行はキャンセル、株や投資は損!色々先のことを考えると落ち込むことばかり。こんな時はコメディーを観たい!ということでミスター・ビーンにご登場願おう。ビーン氏をそれほど好きではないが、フォロワーさんオススメの今作、舞台がフランスだし、楽しそう。
ローワン・アトキンソンは現在65歳。この作品当時で52歳位。その割には自転車は猛スピードだし、動きも軽やか。長身スリムでスタイルが良い。顔芸がクシャオジサン的で気持ち悪過ぎ、濃い顔にゲンナリする。しかし顔芸より動きが面白かった。特に撮影のシーン。あの足が笑!
さて、ビーンをひとりで旅行に行かすってことからして危険過ぎ!家族は反対しなかったのか?案の定、最初からヤラカす。
車窓からのパリ。火事になったノートルダムも映ってたし、やっぱりパリって良いなあ。リヨン駅のカフェの天井画が綺麗。ヨーロッパの駅って絵になるよね。って、ビーン、いきなり、ネクタイと牡蠣事件。案外、シャイな性格がかえって災いをもたらす。少なくても彼の隣に座ってはならん。
そのカフェでウェイターをしてたのがジャン・ロシュフォール。3年前に亡くなったが、なかなかダンディー。
リヨンからの列車で知り合う子供との珍道中、ビーンが忘れっぽ過ぎて頭のネジが緩んでる~と思いつつ私も危ないと気を引き締める。1つのことをやるとその前の用事を忘れたり、忘れ物に落とし物も最近多いのよ。
その子の父をカレル・ローデン。チェコのイケメン。悪役が多いそう。
村で撮影中の現場に紛れてしまうビーン。その監督はウィレム・デフォー。
あのワルの顔でコメディーも上手く、存在感たっぷり。その撮影に出てた女優をエマ・ドゥ・コーヌ。綺麗な女優さん。
物語のキーでもあるビデオカメラはSONY製。適当に撮ってる割には感動する。自然の表情が一番だということかな。
フランス語が分からないということもあり、とにかくハチャメチャに進んで行く。結構笑えたし、フランスの景色も楽しめた。
最後はみんなで楽しく歌って♫
かなり気持ちが上がった⤴楽しい作品だった。
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