勝ったのは農民だ

アイアン・ジャイアントの勝ったのは農民だのレビュー・感想・評価

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)
4.2
今度、『Mr.インクレディブル』の続編『インクレディブル・ファミリー』が公開予定と言うことで、
ブラッド・バード監督作品の中でも特に名作だと聞いていたけど観れていなかったので今回観ました。
あと、スピルバーグ最新作『レディ・プレイヤー・ワン』にもこのキャラクターが出ているらしいですね。

絵のタッチが動きは細かいけど昔のアニメのタッチです。
そこが今観てみると、
むしろ懐かしくもあり、
逆に新鮮でもあり、
好きです。

ストーリーはよくある「社会的異物を守れ!」モノです。
『ET』や、冷静に考えると同じブラッド・バード監督の『レミーのおいしいレストラン』もそれに近いですね。

ただ、ラスト30分は予想に反してびっくりするくらい一大事になります。
特に原爆の使用にまで発展するとは思いませんでした。😅
あれ、みんな被曝してると思うんですが、大丈夫でしょうか❓
こんなことを言うのも野暮な話ですね。

悪役も映画の序盤は職務熱心なだけで可哀想なキャラクターに思えたんですが、どんどん悪役っぽい、異常な行動をとるようになってきます。

色々言いましたが、トータルでは短い上映時間でテンポも良くてすごく面白かったです。
かなり突っ込みどころもあるんですが、楽しめて感動もありました。