バナバナ

ラブソングができるまでのバナバナのレビュー・感想・評価

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)
4.0
オープニングからやってくれるわ。

ヒュー・グラントが80年代に大ヒットしたロックバンドの元メンバーで、
今では『あの人は今』的な番組からオファーされてしまう、
すっかり業界から忘れ去られた人になっている。

冒頭から、80年代UKロックのミュージック・ビデオを再現しているのだが、これがむっちゃダサい。
やたらと腰をクネクネして、きっと当時の男性陣は、
「こんなヘアスタイルの奴らが売れやがって!」みたいな
やっかみがあったのかな。
あの時の腹いせですか?というくらい、このMVのおちょくりぶりが容赦なくて、大笑いした。

ヒュー・グラントは作曲担当で、歌詞を書く才能はなかったのだが、
ひょんな事からドリュー・バリモアに詩の才能がある事に気付く。
しかし、彼女はある事情から作詞家の仕事をするのに余り乗り気ではなく…、というドタバタコメディ。

高校時代にデュラン・デュランが好きだった世代には、懐かし過ぎて、萌えまくる作品でした。
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