ついついやりすぎてしまうために嫌われ者のヒーローをウィル・スミスが演じている。
スパイダーマンやスーパーマンやバットマンやいろいろあっちのヒーローはいるけど、このハンコックの面白い所はヒーローと言うにはかなり不完全なところ。
コミュニケーションが極端にヘタクソで性格に難ありという設定が今までになかったところだと思う。
共演のシャーリーズ・セロンの役どころも面白かった。
映画としてはやっぱりCGをふんだんに使った豪快なアクションが見所。
ハンコック本人に昔の記憶が無くて、彼の秘密がだんだん明らかになっていくところがストーリーとしては肝になっている。
普通にそれなりの面白さが確保されてる映画だった。
いかにもハリウッド映画らしいまるでアトラクションのような爽快感もあって劇場向き。
