ガソリンスタンドを経営するジェフが恋人に私立探偵時代の出来事を話す。途中から現在に話が戻り、その辺りから誰が誰だかなぜな分かりにくく感じてちょっと難しかったけれど、最後!最後があああ!ふわっと終わるけどずっしりくる。キッドの気持ち、ジェフの気持ち、アンの気持ちを考えてはやるせ無い思いでいっぱいになった。
男に色目を使い、都合が悪くなったら即抹殺するキャシー。恐ろしすぎる。彼女が大活躍するせいでストーリー展開はめちゃくちゃで読めない。ジェフが探偵ということで勘が良く、魔性女との駆け引きがおもしろかった。
カーク・ダグラスがそこそこ登場してるのに何の印象もないちょい役っぽかった。淡々としたロバート・ミッチャム、結構好きだ。