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ガール・ネクスト・ドアのJINのレビュー・感想・評価

ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)
4.0
もし隣に突然美女が引っ越してきたら?
そりゃ男ならやっぱりドキドキするよねえ~?(笑)
ましてやそれがAV女優だったとしたら?
この映画はそんな妄想映画。
残りわずかな高校生活をクソ真面目な生徒会活動だけで終わってしまうのか?
真面目なマシューと経験豊富なダニエルとの対照的なカップルの様子がなかなか甘酸っぱくていいねんなあ~。
この手の性春映画…失敬(笑)、青春映画としてはけっこうよくできていたと思う。
単純にストーリーが面白い。
『24 -TWENTY FOUR-』ではジャックの娘のキム役をしている、エリシャ・カスバートが思いのほか色っぽくてGood!
脇を固めるそれぞれのキャラクターもみんな味があっていい。
全体としてそんなに下品でもないし、青春映画としての甘酸っぱさの方が際立ってたしね。
コメディの要素も強くて面白いし楽しい作品に仕上がっている。
監督いわくテーマは

「愛のためにどこまでできるか?不安やためらいを捨てて飛び込めるか?」

ってことで若いっていいなあ~って思ってしまった(笑)

正直言って自分の彼女がAVやってたとか知ってしまったらメッチャ引くやろうね。
でも好きになってもうたらそれはもうしゃーない。
やっぱりその人の過去のいろんな出来事が、今の素敵なその人を形成してるんだとしたら、全てをひっくるめて愛したいと思う。
それはもう男の器の大きさを問われるところやわね。
その女性の何にフォーカスするか?
その女性の生き方、人や物事の見方、感じ方にどれぐらいの価値を見出せるのか?
そしてその人の持つ「愛」の大きさ。
そこがポイント。
そんなこともつらつらと考えてしまった(笑)
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