「絆や愛を信じて野生のクマに近付き、食べられてしまった男のドキュメンタリー」
…ではあったんですけどね。作り手のサジ加減ってものを強く感じました🥄
件の男性が13年間撮りためた映像は息を飲むものばかり!ファーストカットから心臓に負荷がかかり呼吸が浅くなる…。だってクマとの距離が15mぐらいしか無いんだもんよ。子グマと戯れたり、しまいにゃ大人のクマの背中や鼻先に触っちゃったりしてる。脳汁噴出って意味じゃフリークライミング映像に近く、私の手足は汗でジットリ💦こんなものを見せられると、彼の言う信頼関係は本当にあるのかも知れないなと思ってしまいます
各地で講演しても報酬を受け取らないなどピュアなクマlove聖人の様に描かれるのは最初だけで、映画はだんだんと自滅DQNを指差して笑うような形になっていく。
「俺がクマを守ってるんだ!管理局のやり方なんてクソ喰らえだファックファック!」のシーンにはお前は一体何をしたんだ?とツッコまざるを得ないし、人間の手で水路を作ったりやってる事はメチャクチャ。テントの中でクマのぬいぐるみを映しながら雨乞いとかも面白過ぎるんですけど…なんと言うか…あまりフェアな描き方じゃないな〜と思いました。リテイクを撮ってる姿まで見せてしまうのは作り手の悪意としか受け止められない🎥別にイジってませんけど何か?的な淡々ナレーションも汚いぞ
実際のところ破天荒で迷惑な人だったとは思うのですが「ティモシーが自主警備していた期間は密猟ゼロ→死亡直後に5頭の密猟が報告された」という事実は語られないし、インタビューに応えてるのも彼を冷ややかな目で見てる人がほとんど。もう少し弁護する材料を入れてもバチは当たらないでしょ🤔ドキュメンタリーと呼ぶには表現にバイアスがかかり過ぎてる気がした
この映画が無ければ彼の事は一生知らなかったでしょうし貴重な映像もありがたいんですが、お宝映像をカッ攫い故人にとって不本意であろう使い方をしてるトンビに感謝するのも癪…という複雑な気持ちです
死んだらおしまい。反論も出来ないよって事ですかねー
食べられる時の映像は残ってませんが音声は探せば見つかる。というか見つかっちゃったトラウマ必至🚨(フェイクの可能性はある)