Norisuke

ケース39のNorisukeのレビュー・感想・評価

ケース39(2009年製作の映画)
3.2
児童保護局にてソーシャルワーカーとして働くエミリーは38個もの案件を抱えていたが、上司から39個目の案件を割り振られ、リリーことリリス・サリヴァンを担当することになる。数ヶ月で成績がガタ落ちし、授業中も寝てばかりというファイルの情報から虐待を疑ったエミリーはサリヴァン家を訪問するが…な話。

ちょっと説明不足な部分はあるものの、人怖系かと思いきや超常現象ホラーに移るのがなかなかに楽しい映画だった。
子役の演技がとても素晴らしく、純真無垢な表情から大人を言葉巧みに陥れる狡猾さまで実に様々な顔を見せてくれるのは面白い。レニー・ゼルウィガーも今回は笑顔はやや控えめで、主役の社会福祉士を熱演している。
中盤で虫恐怖症の人にはゾワゾワする描写があってキツかった。そこも含めて、アメリカ映画にしては直接的すぎないホラー描写があるのも目新しい。
日本でもこういうの撮ってくれないかなぁ…。
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