まりぃくりすてぃ

舞台恐怖症のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

舞台恐怖症(1950年製作の映画)
2.0
◇マリの梅雨日記◇

久しぶりにオシャレして出かけて、エレヴェーラーで四階まで昇ってシネマヴェーラってとこでヒッチコックを一本観ました。

人殺しからしゃかしゃか始まるわりには眠い物語で、映画としてパーツケアも行き届いてるほうじゃありません。
が、自動車内でだんだんキスしそうになってく男女が本当にキスしちゃうまでの数十秒間は、微魔法。
主演のジェーン・ワイマンさんは、女優よりも掃除婦って感じの地味さでしたが、喋り方だけは終始ピュアでスイート。役の上でか地声なのか、そればかりが気になりました。

ついでに、、友達と久しぶりの道々を散策。ロングワンピ+カーデの私もT+カーデの友達も、みずいろ・薄紫・ピンクとか使ってて何だかアジサイ大会でした。
「チョコミントマゼリー混ぜ混ぜ奥渋谷」
(季語/チョコミン→冬眠→くまモン→九州→夏)

最後、ポルトガルワイン飲みながら、「最近キスしてる? キスの時はマスク外すの? リモートキスしたことは?」とここ数カ月誰かに投げかけたくてうずうずしてたクエスチョンを友達に連射。ここにはセキララを書きませんが、やがて私はごちそうさまを通り越して「おまえが奢れよ」と脅したくなりましたが、観音スマイルを保って「へーぇ」をいっぱい美しく言いました。
「バカリャウのクリームグラタンおいしいな」
(季語/バカリャウ→干し鱈→ふしだら→叩かれる芸能人たち→鰹のたたき→初夏)