Ｂ級パニックアクション映画にしては良作だと感じた。観てる人(レビュー数)少ないんですが。
序盤は何だか登場人物少なそうと思い、死に役いるの？と期待薄な展開だったけど、次々と死に役っぽい奴ら登場して期待感高まった！(笑)
あいつは死ぬだろうなとか予想しながら観ると面白いよね。
巨大魚マジでヤバかったぜ。
人の頭ぱっくんちょ。
人の下半身ぱっくんちょ。
この作品の良いところは、エロシーンがないとこ。ムダなシーンがないから観やすいよー。

遺伝子操作された巨大で凶暴な雷魚が沼地で人やワニを平らげて大暴れ！な映画。
脚本がアダム・ウィンガードの相棒であるサイモン・バレットじゃないですか。
だからなのか、「ザ・ゲスト」や「サプライズ」のように、ボートハウスを舞台とした人間と雷魚の攻防戦に予想外の展開を盛り込んであって中々どうして面白い。

登場人物は、この手の映画ではステレオタイプなキャラ（終始グダグダ言ってる情けない男や魔術に頼る電波系オバサン、野生的なキ○○イ野郎等など）が多いですが、それぞれが持ち場を心得ているので安心して観られますね。
まさか、この人がこんな死に方を？ってのもあります。
肝心の雷魚はＣＧ主体ですが、とりあえず色々なアクションをこなしてくれてＯＫです。肺魚でもあるから水の中じゃなくても活動できたりするし。クライマックスの死に方も、あっけないですけど雷魚ミンチって感じでナイスです。

それにしても、なんで突然、こんな雷魚がやってきたのかっていう理由があまりにも下らなくて・・・それはそれでビックリ仰天です。
でも、ある意味現実味があるかも？こんなバカやる人間がいてもおかしくないような・・・。
そんな原因を作ったハンターのオッサンたちなんですが、「戦闘準備はしてきた！」とかなんとかほざきながら、ほぼ何もできていないという。
この脱力感!
何しにきたんだろうねえ・・・お金持ちなのに、単なるバカ！

ラストはこの手の生物パニックものによくあるオチといえばそうなんですが、オスとメスがいたんだから当然・・・ってな感じで、グダグダ酔っ払い野郎が最後に大変な事になってオシマイです。
きっと、助けにむかった主人公たちもヤバイんだろーなあと思いつつ、ヒップホップなエンディングロールを眺めていました。

首やら胴やらチョンパなショックシーンも、ちゃんと見せ場として丁寧に撮られていてモンスター映画として安定感があります。
同じような題材のB級の中では一歩抜きん出た良作。


※再レビュー

レンタルDVDにて

アメリカの沼地で死体が発見された。検視官のサムは調査を開始するが…

2回目の鑑賞。

フランケンフィッシュとか言ってますが、出てくるのは雷魚です。雷魚。

非常に惜しい映画です。
雷魚の出番は多いですし、最後まで生き残ると思ってた奴が中盤で死んだり、ラストの雷魚の倒し方も一捻りあって、なかなか最後まで楽しめるんですよね。

ただワンパターンなんですよね、この映画。
水辺に人が近寄る→雷魚に食われる
の連続なので、流石に後半から飽きてくるんですよ。
もう少し、殺され方にバリエーションが欲しかったです。

まぁモンスター映画好きは楽しめると思いますよ。

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