mingo

セカンド・コーラスのmingoのレビュー・感想・評価

セカンド・コーラス(1940年製作の映画)
4.0
フレッドアステアとクラリネット奏者アーティショウが共演したミュージカル。ダンス・演奏・コメディどれをとっても一級品の傑作。ミュージカル特集そんなに多くは観れなかったけど個人的に刺さった一本のひとつ。

ビッグバンドの美人マネージャーを巡って恋の争奪戦を繰り広げる2人のトランペッターの姿を描くのだが、そのありきたりな設定と最後はそうなるよな〜て流れが心地良い。ちなみにアステアの恋敵、バージェスメレディスは「ロッキー」で老トレーナー役を演じてるのだが、本作でも味のある素晴らしいボケをかましてる。

指揮しながらタップダンス披露するアステアやコサックダンスアステアおじさんを観れるだけ満足なことこの上ないのだが、大学卒業してなかなか希望の職種に付けないという設定も表現するものなら誰しもが経験するであろうドラマを描いており好感が持てた。にしてもアステアの才能凄まじい。
mingo

mingo