このレビューはネタバレを含みます
ジュリア・スタイルズから流れ着いた作品。
だからシャマラン監督に釣られたわけではないので、観終わってから驚いた。
後に大好きな「シックス・センス」を世に送り出してくれたシャマラン監督。
その前にこんな作品も手掛けていたのですね。
言われてみれば監督らしい切り口もあったような気がします。
でもまあそういった先入観なしに鑑賞した結果、悪くはないけど物足りなさはある。
祖父の死から神様探しになり、自分なりに経験し、奇跡かと思えること等に触れ合うことで精神的に成長したよねって話。
如何せんスケールはどうしてもこじんまりとしてしまい、其処にリアリティの弱さが露呈してしまう。
勿論小学校の中の子供達による演出が多いことでコミカルに心温まることができる長所はあるんだけど、それらが死からの神様探しというコンセプトと相性が良かったのか、疑問が残ります。
ラストに微弱などんでん返し要素もありますが、原題と邦題が違うことを考えると…そういうことをシャマラン監督がやりたかったわけではないことが分かります。