いつもパッとしないマーク・L・レスター監督作。
今作の見所も冒頭の十字架逆さ磔とラストの十字架磔のみ。

ガス死刑になった死刑囚が、実は仮死状態ってないだろ～。
それをCIAが整形して洗脳してアサシンにって、ないだろ～。
停職になって拳銃とバッジが無いのに犯人射殺って、だめだろ～。
最初と最後だけ、とってつけたようにおっぱいぽろーんで十字架磔の女性が出て来るが、女性だけを狙うこだわりのシリアルキラーのはずが、
復讐に燃えるあまり男も殺していく節操のなさ。

さすがPWレーベル外さないB級！

連続殺人鬼役のジェームズ・レマーが人殺しに楽しそうに取り組んでいて良かった。
さすがデクスターのお父さんやってただけある。

マリオ・ヴァン・ピーブルズが聖書オタクの精神不安定な悪夢うなされ刑事役は悪くないが、とってつけたような設定になっていて惜しい。

事件現場で何かと聖書の引用をこれみよがしに発表しては『セブン』や『レザレクション』の雰囲気出そうとしてたのが健気ｗ

マーク・L・レスターさんは90年代後半からは面白いのかどうか分からない映画しか作れなくなったけど、そのボンクラ具合がまた愛おしくもあるよねｗ

マリオ・ヴァン・ピープルズさんは、注射打って狼男になる『シュリンジ』を早くDVDでもいいのでリリースお願いします。