結構おっさんになって来たのでそろそろ子どものネタをされると、例え子どもがいなくても感情移入しちゃう。
今作の冒頭が衝撃的で、あれよあれよと展開していく。確かに最初からあれ?おかしいなぁという部分はあったが親からするまさかそんなこと起きないでしょうと思ってしまう。子どものサインと自分の人生経験を天秤にかけ楽観的に見てしまう時もある。それが取り返しのつかないことになったとしても。
自分がもしそういう立場になったら後悔してもしきれないな。
ということでアンディ・ガルシア主演の家族のお話。
展開は普通。至って普通。冒頭のショッキングなシーンの掴みはいいがそれより後はそんなに上がることも下がることもない。考えられる展開が起きて、これはこうだろうなという考えも外れない。いたって普通のラストに落ち着く。だからマーク数が少ないんかな笑
アンディ・ガルシア演じるパパはなかなか良かった。まさに魂の抜け殻というか、生きるために呼吸したり食べたりはしないがそこに何の意味も見出せていない、そんな悲しさが纏っていた。
そのほか気になったのは娘役をERでシングルマザーを演じ、アベンジャーズでホークアイの奥さんを演じたリンダ・カーデリーニが演じていたこと。若い!