クルードス

アウトレイジのクルードスのレビュー・感想・評価

アウトレイジ(2010年製作の映画)
4.0
観始めるとあっという間に終わっちゃうと感じる位、お気に入りの映画。
とは言え、大使館周りのエピソードは必要性をあまり感じないけど(^^;

國村隼演じる池本の適当に取り繕おうとしていると、どんどん状況が酷くなっていく様は仕事等で身近にあるような話なのでリアル。
まあ最初から会長に全て仕組まれていた節もあるが…。

個人的にヤクザ映画は、上層部は食えない雰囲気、比較的若い人物はタンカを切る声の迫力で善し悪しを判断しちゃうが、上層部は北村総一朗、タンカは杉本哲太が好み。

このシリーズの中で暴力描写が一番キツい。特に歯医者の場面は本当に痛そう…。

あと本編とはあまり関係ないが、最初の幹部が集まる場での食事シーンが好き。飯テロ。
食器がカチャカチャいう音やビールを注ぐ音、配膳をしてる下っ端のテキパキしてる動きとか、ASMR的に好き。