もじゃ

グラディエーターのもじゃのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
4.5
映画館で見たとき、重厚さに圧倒された。

老いたローマ皇帝が息子コモドゥスに殺され、取って代わられる。将軍マキシマスは全てを奪われ、剣闘士の身から巻き返せるか?
まずは冒頭の仕打ちで確たる復讐の動機づけがされるので話の軸がはっきりする。わかりやすい。大予算をかけたセットや衣装はリアリティを与える。全て整えられた舞台によってマキシマスに感情移入させられる。ラッセルクロウはもちろん素晴らしいけれど、このお膳立てが賞を取らせたのだと思う。コモドゥス役のホアキン・フェニックスはこんな神経質な役がよく似合う。大歴史スペクタクル。
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