NAO141

クローズZEROのNAO141のレビュー・感想・評価

クローズZERO(2007年製作の映画)
3.4
キャッチコピーは
「熱く生きろ。」
「全部壊して、ゼロになれ。」
と、まぁ観る前からかなり男臭い作品だろうと想像がつく笑。
で、実際…そうだった笑。

高橋ヒロシの『クローズ』というコミックが原作で、県内随一の不良たちが集まる男子高校でトップを目指す猛者高校生達の物語である。原作者高橋ヒロシは連載中から映画化の話を持ちかけられていたらしいが、全て断ってきた。しかし〈完全オリジナルストーリーであれば〉という条件で映画化を許可し、そして製作されたのが本作である。

シンプルに不良高校生の喧嘩映画、なわけだが、ラストの源治(小栗旬)と芹沢(山田孝之)のバトルはなかなか見応えがある。たまに観る分には楽しめる作品。作中では大東駿介演じる桐島が個人的には好きかなぁ(理由?…なんとなく)。

本作に感化され、ブータンの若者が徒党を組んで乱闘を起こすという社会問題が発生してしまった事があるらしい…。
こういう抗争劇は映画の中だけにしてほしいものだよね…。
NAO141

NAO141